2015.10.13
道路交通法違反被告事件(最高裁HP)

事件番号

横浜地裁 平成27(わ)12

判決日付

平成27年9月9日

事案の概要

被告人は,平成26年9月4日午後11時56分頃から同月5日午前零時29分頃までの間,横浜市内の路上において,被告人が酒気を帯びて普通自動二輪車を運転するおそれがあると認めた神奈川県警察第一交通機動隊司法警察員巡査部長Aらから,身体に保有しているアルコールの程度について調査するため,政令で定める方法で行う呼気の検査に応ずるよう求められたのに,これを拒んだものであるとして,道路交通法違反の罪で現行犯逮捕された。

被告人は,被告人が逮捕されるまでの間にA及びBが被告人に呼気検査を求めたことはなく,したがって,呼気検査を拒否したこともないと反論している。

裁判要旨

警察官の呼気検査の要求が相当曖昧な形で行われた可能性を否定できず,被告人が警察官による呼気検査の要求を意識した上でこれを拒絶する意思を明確にしたと認定することは困難であり,被告人の呼気検査拒否の事実があったと認めるには合理的な疑いが残るとして,呼気検査拒否罪(道路交通法118条の2)の成立を否定した。

参照

http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/358/085358_hanrei.pdf

キーワード

道路交通法違反 呼気検査 拒否 警察官 アルコール 現行犯逮捕